タンクレストイレはやめたほうがいい?後悔する人の共通点と失敗しない選び方


マイホームのトイレをタンクレスにしようと思っているんだけど、実際どうなんだろう?



毎日使うトイレだからこそ、良い点だけじゃなく、気になる点も確認してから決めたいよね!
タンクレストイレは、すっきりした見た目や掃除のしやすさが魅力です。
一方で、「後悔した人が多い」と聞いて、「やめたほうがいいのかな…」と迷っている方もいるのではないでしょうか。
マイホームは大きな買い物だからこそ、トイレも納得して選びたいですよね。
タンクレストイレが向いているかどうかは、自宅の水圧や設置場所・予算・使い方によって変わります。
この記事では、タンクレストイレは「やめたほうがいい」と言われる理由や、向いている人・向かない人、失敗しない選び方を解説します。
自宅に合うトイレかどうか、一緒に整理していきましょう。
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タンクレストイレとは?タンク式との違いをやさしく解説
タンクレストイレとは、便器の後ろに大きな貯水タンクがないトイレのことです。
水道管の水圧で直接流す「直圧式」で洗浄します。



タンクがない分、便器の後ろが低く、コンパクトでスタイリッシュな見た目が特徴だよ!
家庭用トイレでよく選ばれる3つのタイプはこちら。
| タイプ | 仕組み | 特徴 | 価格帯 |
|---|---|---|---|
| 組み合わせ便器(タンク式・分離型) | タンクに貯めた水で流す | 便座などが故障しても、故障した部分だけ交換しやすい | 比較的安い |
| 一体型(タンク式) | タンク+便器+便座が一体型 | 凹凸が少なく掃除しやすい | 中間 |
| タンクレス(一体型) | 水道管の水圧で直接流す | 省スペースで掃除しやすく、高機能な製品が多い | 比較的高い |
一般的に、価格が安い順に並べると、分離型<一体型<タンクレストイレとなります。
トイレを選ぶときは、価格だけでなく、見た目や掃除のしやすさ・故障したときの交換のしやすさも比べましょう。
水を貯めない「直圧式」というシンプルな仕組み
タンクレストイレには、水道の水圧を利用して直接流す「直圧式」があります。
タンクに水が貯まるのを待つ必要がないため、連続して流せるのがメリットです。


直圧式では、通常の洗浄時に「電磁弁」という電気で動く弁を使い、便器へ流す水を管理します。
電磁弁は電気で動くため、停電時は普段どおりのリモコン操作や自動洗浄ができません。
手動で流せる機種もありますが、操作方法は製品によって異なるため、あらかじめ取扱説明書を確認しておきましょう。
タンク式との違い
タンクレスとタンク式の一番の違いは、「水を溜めるか、溜めないか」です。
一方、タンクレスは水道の水圧に頼る仕組みなので、設置場所の水圧が足りないと、一度で流れないことがあります。
また、タンク式にはタンク上部に手洗いが付くタイプが多いのに対し、タンクレスには基本的に手洗いがありません。
見た目のすっきり感を重視するか、安心感やお手入れのしやすさを重視するか、ご家族で話しながら決めてみてください。
出荷台数から見る普及の実態
最近は、背が低くてすっきり見える「ローシルエット便器」も人気です。
タンクレスだけでなく、背の低いタンク式も含まれます。


実際にどのくらい広まっているのか、日本レストルーム工業会の調査を見てみましょう。
ローシルエット便器の出荷状況
・累計出荷台数:2000年から2023年4月までに1,000万台を突破
・出荷比率:2022年の水洗式大便器全体の約19%
累計1,000万台と聞くと、「もうタンクレスが主流なの?」と思いますよね。
ただし、この数字には、背の低いタンク式も含まれています。



タンクレスを選ぶときは、見た目だけでなく、あなたの家の水圧に合う機種かもチェックしてみてね!
なぜ「やめたほうがいい」と言われる?7つのデメリット
タンクレストイレが「やめたほうがいい」と言われるのは、水圧や費用・停電時の対応・詰まりやすさなど、設置環境によっては合わないことがあるためです。
デザインの良さだけで選んでしまうと、いざ使い始めてから「うちには合わなかったかも」と感じることも少なくありません。
よくある7つのデメリット
- 水圧不足で流れ残りが起きることがある
- 本体・リフォーム費用が高い(20〜60万円が目安)
- 停電・災害時に流しにくい
- 詰まりやすい場合がある
- 修理費が高額になりやすい
- 手洗い場を別に用意する必要がある
- 便座だけの単独交換ができない
どれも、知らずに選んでしまうと後悔しやすいポイントばかりです。
ここからは、対策とあわせて一つずつ紹介します。
水圧不足で流れ残りが起きることがある
タンクレストイレは一定の水圧が必要なため、水圧が低いと汚物やトイレットペーパーが一度で流れないことも…。
二度流しが続くと、その分水の使用量が増え、水道代が高くなることもあります。
水圧不足で流れ残りが起こる対策として、機種を決める前に販売店や工務店に水圧をチェックしてもらいましょう。
水圧が足りない場合は、低水圧対応の機種や、ブースターを後付けできる機種を選ぶと安心です。
本体・リフォーム費用が高い(20〜60万円が目安)
タンクレストイレの交換費用は、本体代・工事費・追加費用をあわせて20〜60万円前後が目安です。
手洗い器や壁紙、床の張り替えを含めると、総額30〜45万円になることが多いです。
すべてグレードの高いものを選ぶなど、こだわる場合は60万円を超えることもあります。
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※2026年8月時点
・TOTO「ネオレストLS/AS/RS」:35万9,700円(税込)〜
・Panasonic「アラウーノS160シリーズ タイプ1K」:28万4,900円(税込)〜
・LIXIL「サティス」:35万8,600円(税込)〜
なお、ボックス内の価格は商品価格のみで、工事費や追加費用は含まれていません。



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停電・災害時に流しにくい
タンクレストイレは電磁弁で水を流すため、停電すると自動洗浄が使えなくなります。
地震や台風で停電すると、家族みんながトイレを流せず困ることも…。
ただし、多くの機種では、便器の側面や後方カバー内にある手動レバーを使って水を流せるようになっています。
停電時は、排水口へ8〜10リットルの水を一度に注ぐのが基本です。
少量ずつ何度も流すと水圧不足で詰まりやすくなることがあるため、注意しましょう。
詰まりやすい場合がある
タンクレストイレは洗浄水量が少ないため、一度に大量のトイレットペーパーを流すと詰まりやすくなることがあります。
特に、子どもがトイレットペーパーを使い過ぎてしまう場合や、介護などでトイレを使う回数が多い家庭では注意が必要です。
深夜にトイレが詰まり、業者を呼ぶことになれば、出張費を含めて思わぬ出費につながる可能性もあります。
対策としては、一度に流す量を控えめにすることが大切です。
節水性の高さは大きな魅力ですが、家族構成によっては、詰まりやすさが日常のストレスにつながることもあるため、あらかじめ理解しておくと安心です。
修理費が高額になりやすい
タンクレストイレは便器と便座が一体になっているため、故障した箇所によっては修理費が高くなりやすいです。
ウォシュレットだけを手軽に交換するのが難しく、機能部や本体ごとの交換が必要になる場合があります。
修理・交換費用の差はこちら。
タンク式
・ウォシュレットの交換:2万円台~
・タンク内の軽い部品交換:1万円台
タンクレストイレ
・本体交換:15万円以上
このように比べると、修理・交換費用の差は大きいですよね。
長く使うことを考えているなら、購入前に修理・交換費用の違いも確認しておきましょう。
手洗い場を別に用意する必要がある
タンクレストイレには、タンク上部の手洗いがありません。
そのため、トイレ内に手洗い器を別に設置するか、トイレの外にある洗面所を使う必要があります。
手洗い器を別に設置する場合、追加費用は3〜10万円程度が目安です。
また、トイレが狭いと、手洗い器を設置するスペースを確保できないこともあります。



子どもや来客が使うなら、すぐに手を洗えないと使いづらく感じるかも…。
使い始めてから後悔しないためにも、手洗いスペースをどこに設けるかは、間取りを考える段階で決めておきましょう。
間取りや生活動線で後悔しやすいポイントは、以下の記事でも紹介しているので、あわせて参考にしてみてください。


便座だけの単独交換ができない
タンクレストイレは、便座(ウォシュレット部分)だけを交換するのが難しい構造です。
便器と一体になっているため、便座が壊れると、本体ごとの修理や交換が必要になることがあります。
さらに、メーカーの修理用部品は、生産終了から約10年で供給が終わります。
サポート終了後は部品が手に入りにくくなり、部品がなければ本体交換になるため、メーカーごとのサポート期間や修理用部品の供給期間を購入前に確認しておきましょう。
長く使うことを考えるなら、交換のしやすさも含めて選ぶことが大切です。



自分の家に当てはまるかどうか、次で一緒に確認してみよう!
あなたの家は大丈夫?2階・高層階での水圧確認チェック
2階やマンションの高層階にタンクレストイレを設置する場合は、事前に水圧を確認しましょう。
水圧の基準を下回ると、洗浄する力が弱くなり、汚物やトイレットペーパーが便器内に残る場合があります。
タンクレスに必要な水圧の目安(0.05MPa)とは
タンクレストイレを設置するには、一般的に0.05MPa以上の水圧が必要です。
ただし、必要な水圧は機種やメーカーによって異なるため、メーカーの商品ページを確認しておくことが大切です。
水圧が足りないと、汚物が一度で流れなかったり、洗浄する力が弱くなったりします。
必要な水圧を確認せずに選ぶと、「デザインが気に入ったのに流れない」と後悔することも…。
MPaは普段あまりなじみのない単位ですが、業者に「自宅に0.05MPa以上の水圧があるか」聞いておきましょう。
住居タイプ別・設置可否の早見表



自分の家が以下の住居タイプに当てはまるか、チェックしてみよう!
| 住居タイプ | 水圧の傾向 | 設置のしやすさ |
|---|---|---|
| 戸建て1階 | 水圧が安定しやすい | ◎ 比較的設置しやすい |
| 戸建て2階 | 1階より水圧が低くなる場合がある | ○ 機種によって設置できる |
| 戸建て3階以上 | 水圧が不足する場合がある | △ 事前確認が必要 |
| マンション低層階 | 建物の給水方式によって異なる | ○ 機種によって設置できる |
| マンション高層階 | 建物の給水方式によって異なる | △ 事前確認が必要 |
表の「△ 事前確認が必要」に当てはまる場合は、施工業者に水圧を測ってもらい、希望する機種を設置できるか確認しましょう。
自宅の水圧は施工業者に調べてもらう
タンクレストイレを設置できるかどうかは、自分で正確に判断するのが難しいため、施工業者に水圧調査を依頼しましょう。
必要な水圧は機種によって異なるので、希望する機種を設置できるかもあわせて確認しておくことが大切です。
交換できるくんでは、税込8,800円で水圧調査を行っています。
水圧が心配な場合は、契約前に調べておくと安心です。
水圧が低くても設置できる低水圧対応モデルもある
水圧が低い家でも、低水圧に対応した機種を選べば、タンクレストイレを設置できる場合があります。
現在販売されている主な低水圧対応モデルはこちら。
・TOTO「ネオレストLS・AS・RS」
・Panasonic「アラウーノS160シリーズ」
・LIXIL「サティス」+低流動圧対応ブースター
ブースターとは、水圧が足りないときに洗浄する力を補う装置です。
「2階だから設置できない」と諦めず、自宅の水圧に合う機種があるか、施工業者に確認しておきましょう。
故障したらいくらかかる?タンク式との修理費用の現実
タンクレストイレは、便器と温水洗浄機能が一体になっているものが多く、故障した場所によっては修理費が高くなる場合があります。
タンク式との修理・交換費用の目安
| 故障箇所 | タンク式の費用目安 | タンクレスの費用目安 |
|---|---|---|
| ウォシュレット部分 | 2万円台〜(単体交換) | 本体交換で15万円前後 |
| タンク内部品 | 高くても1万円ほど | 該当部品なし |
| 本体全体 | 便器交換14〜32万円 | 20〜60万円 |
10年、20年と長く使うことを考えると、修理や交換にかかる費用の差は家計に大きく響きます。
長く使うトイレだからこそ、費用を抑えやすいタンク式にするか、機能やデザインを重視してタンクレスを選ぶか、自分の暮らし方に合わせて選びましょう。
タンクレスとタンク式で修理費はどれだけ違う?
故障した場所や交換する範囲によっては、修理費に10万円以上の差が出ることもあります。
タンク式の場合、ウォシュレットだけの交換は2万円台~、タンク内の部品は1万円台からが目安です。
※修理・交換費用は、メーカーや依頼する業者によって異なります。
タンク式なら、業者の出張費込みで5万円程度の修理でも、タンクレスになると数倍の費用がかかることも…。
小さな故障でも、大きな出費につながる可能性があることを覚えておきましょう。



購入時の価格だけでなく、故障したときの修理費まで考えて選ぼう!
寿命の目安は10〜15年
タンクレストイレの寿命は、一般的に10〜15年が目安です。
電気で動く部分が多いぶん、便器より先に機能部が交換時期を迎えることがあります。
とはいえ、実際の寿命は使い方やお手入れの状況によって変わります。



長く使うなら、寿命だけでなく修理費も考えておこう!
部品供給は生産終了から約10年で終わる点に注意
修理用の部品を保管する期間は、メーカーや製品によって異なります。
生産・販売終了の目安はこちら。
・TOTO:生産終了後10〜15年
・LIXIL:製造終了後10〜15年
・Panasonic「アラウーノ」:製造終了後7年
※商品や部品によって異なります。
サポートが終了すると部品が手に入りにくくなり、小さな故障でも本体ごとの交換が必要になる場合があります。
長く使うものだからこそ、購入前に「何年後まで修理できるか」を確認しておきましょう。
長く保有するなら知っておきたいコストの考え方
長く使うなら、購入時の費用だけでなく、将来の修理や交換にかかる費用まで考えることが大切です。
どちらが合うかは、家族構成や住む年数のほか、何を優先するかによって変わります。
それぞれの費用や特徴を比べて、家族に合う方を選びましょう。
災害時・停電時に流せる?知っておきたい対応方法
多くのタンクレストイレは、停電しても手動で水を流すことができます。
一方、断水時は水そのものが使えないため、水をためておくことや携帯トイレの用意が必要です。
停電時と断水時では対応方法が異なるため、それぞれ分けて紹介します。
停電時は手動レバーやバケツで流せる



いざというときに慌てないよう、あらかじめ流し方を知っておこう!
- 便器の側面や後方カバー内にある手動レバー・リングを探す
- レバーがあれば操作して水を流す
- レバーがない機種は、取扱説明書に従ってバケツの水を流す
停電=使えないと諦めず、正しい方法を知っておくことが大切です。
断水と停電が同時に起きたときの備え
断水と停電が同時に起きると、手動レバーが付いていても水を流せません。
トイレに水が届かなくなるためです。
大きな地震では、断水と停電が重なることもあります。
いざというときに困らないよう、あらかじめ貯水や携帯トイレを用意しておきましょう。
携帯トイレは、1人あたり1週間で35回分が備蓄の目安です。
タンクレストイレに限らず、災害時に困らないよう、家族の人数に合わせて用意しておきましょう。
防災を考えた選び方と準備しておくもの
防災を重視するなら、停電時に手動で流せる機種かどうかを確認し、携帯トイレも用意しておきましょう。
準備しておきたいものはこちら。
・携帯トイレ
・保存水
・バケツ
・トイレットペーパーやウェットティッシュ
いざというときにすぐ使えるよう、家族にも分かる場所へまとめて保管しておきましょう。
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タンクレストイレのメリット❘おしゃれで掃除が楽な理由
タンクレストイレには、空間が広く見える・掃除がしやすい・節水性が高いなどのメリットがあります。
代表的なメリットはこちら。
- タンクがない分、トイレ空間が広く見える
- 凹凸が少なく掃除が楽
- 節水性能が高い(TOTOネオレストは大3.8L)
- スタイリッシュでおしゃれな空間になる
毎日使う場所だからこそ、掃除のしやすさや見た目の好みも大切です。
デメリットだけで決めず、メリットも比べながら選びましょう。
タンクがない分トイレ空間が広く見える
タンクレストイレは、タンクがない分、トイレ空間を広く見せやすいのがメリットです。
従来のタンク式より奥行きが約15cm短い機種もあり、便器前のスペースにゆとりが生まれます。
特に狭いトイレでは圧迫感が和らぎ、空間全体がすっきりとした印象になるでしょう。



ショールームでは、便器前の広さも確認してみよう!
省スペースを重視する方にとっては、大きな魅力ですね。
凹凸が少なく掃除が楽になる
タンクレストイレは凹凸が少なく、拭き掃除を短時間で済ませやすいのがメリットです。
タンクがない分、便器の外側をさっと拭きやすく、ほこりや汚れも溜まりにくくなります。
共働きなど、掃除にかける時間を減らしたい家庭には嬉しいポイントです。
毎日使う場所だからこそ、少ない手間できれいに保ちやすいのは大きな魅力といえるでしょう。



「掃除が楽になった!」という声が多いのも納得だね。
節水性能が高い
タンクレストイレは、少ない水で流せる機種が多いため、水道代の節約につながります。
たとえば、TOTOのネオレストは、床排水(排水管が床下につながるタイプ)の場合、大洗浄3.8L・小洗浄3.0Lです。
従来のトイレから交換すると、どのくらい使う水を減らせるのか見てみましょう。
TOTOの計算例
・4人家族
・1人あたり1日に大洗浄1回・小洗浄3回を使用
・従来の13Lタイプからネオレストへ交換
この計算例では、トイレで使う水を年間約75%減らせます。
減らせる水の量は、1年間で浴槽約236杯分です。
ただし、現在使っているトイレがすでに8L以下の節水タイプなら、交換後の水量に大きな差は出にくくなります。
もしいま古いトイレを使用しているなら、節水効果を感じやすいでしょう。
タンクレストイレが向いている人・向かない人
1階への設置を考えている人や、比較的新しい家に住んでいる人、掃除を少しでも楽にしたい人には、タンクレストイレが向いています。
一方、2階以上に設置する場合や、停電・断水時の使い方、修理費が気になる場合は、タンク式もあわせて比べると安心です。
ここからは、それぞれの特徴を紹介します。
タンクレスが向いている人の特徴



タンクレスが向いているのは以下のような人だよ!
これらに多く当てはまるなら、タンクレストイレのメリットを感じやすいでしょう。
掃除のしやすさや省スペースといった魅力を、毎日の暮らしの中で実感できます。
自宅の条件が合っているなら、タンクレストイレを前向きに検討してみましょう。
やめたほうがいい・慎重に検討すべき人の特徴
やめた方がいい人の特徴はこちら。
・戸建ての2階以上やマンションの高層階に設置する
・築20年以上で配管が古い
・停電や災害時の使いやすさを優先したい
・修理費をできるだけ抑えたい
・子育てや介護でトイレを使う回数が多い
これらに当てはまる場合は、水圧不足による流れ残りや詰まりが起きたり、修理費が高くなったりする可能性があります。
とはいえ、タンクレストイレを候補から外す必要はありません。
低水圧に対応した機種や、次に紹介する「タンクレスに見えるタンク式」もあります。
まずは、自分がどちらに当てはまるかを知ることが大切です。
後悔しないための自己診断チェックリスト



タンクレストイレが合うか迷ったら、以下のチェックリストで確認してみて!
□設置場所は戸建ての1階、またはマンションの低層階ですか?
□築年数は20年以内ですか?
□トイレ掃除の手間を減らしたいですか?
□修理費が多少高くても、デザインを優先したいですか?
□停電や災害への備えを別に用意できますか?
チェックが多いほど、タンクレストイレが向いています。
チェックが少ない場合は、タンク式も候補に入れてみてください。
数十万円かかる買い物だからこそ、自宅の条件と家族が優先したいことを確認してから選びましょう。
以下の記事では、新築で後悔しやすいポイントを紹介しているので、あわせて参考にしてみてください。


デメリットが不安なら❘「タンクレスに見えるタンク式」という選択肢
タンクレストイレのデメリットが気になる場合は「タンクレスに見えるタンク式」も選択肢のひとつです。
タンクが目立ちにくいため、見た目はタンクレスのようにすっきりしています。
水をためて流すタンク式なので、水圧の影響を受けにくいのが特徴です。
また、水圧不足や高額な修理費といった、タンクレストイレ特有のデメリットを避けやすい点も魅力といえるでしょう。
ここでは、タンクレスに見えるタンク式の特徴を紹介します。
タンクレスに見えるタンク式トイレとは
タンクレスに見えるタンク式とは、タンク部分の背を低くした、見た目がすっきりしたタンク付きトイレです。
代表的な機種には、TOTOの「GGA」があります。
引用元:TOTO公式サイト
タンクが目立ちにくいため、タンクレスに近い見た目になります。
見た目はタンクレスに近い一方で、水をためて流すタンク式の仕組みのため、「すっきりした見た目にしたいけれど、水圧が心配」という人にも検討しやすいでしょう。
水圧・修理費のデメリットを避けられる理由
タンクが目立ちにくいタンク式は、水をタンクにためてから流します。
ブースターを追加せずに設置できれば、その分の工事費もかかりません。
ウォシュレット部分だけ交換できる機種なら、トイレを丸ごと交換せずに済み、費用を抑えられる場合があります。
水圧や修理費に不安がある人にも検討しやすいのが魅力です。
メリットとデメリットのバランスで選びたい人におすすめ
トイレ選びで迷ったときは以下を参考に選んでみてください。
| 比較項目 | タンク式 | タンクレス | タンクレスに見えるタンク式 |
|---|---|---|---|
| 見た目 | タンクが見える | すっきり | タンクが目立ちにくい |
| 水圧 | 影響を受けにくい | 機種によって確認が必要 | 影響を受けにくい |
| 修理費 | 比較的抑えやすい | 高くなる場合がある | 機種によって異なる |
| 手洗い | 手洗い付きも選べる | 別に設置する必要がある | 手洗い付きも選べる |
表で比べると、タンクレスに見えるタンク式は、すっきりした見た目と水圧面の安心感を両立しやすいことがわかります。
タンクレスのデメリットが気になって迷っている場合は、候補のひとつとして検討してみましょう。
後悔しないための3つの注意点と業者選び



タンクレストイレで後悔しないために、設置前に以下のことを確認しておこう!
- 契約前に水圧を必ず確認する
- 手洗い場と設置スペースを計画に入れる
- 複数社から見積もりを取り、水圧診断を依頼する
どれも導入前に確認しておきたい大切なポイントです。
詳しく見ていきましょう。
契約前に水圧を必ず確認する
最も大切なのは、契約前に水圧を確認することです。
水圧が足りないと、流れ残りなどの後悔につながります。
自宅で簡単に確かめる方法もありますが、希望する機種を設置できるかどうかは、測定した数値をもとに判断するのが確実です。
「うちは大丈夫だろう」と思い込まず、契約前に施工業者へ確認してもらいましょう。



長く使うものだから、契約前に確認することが大切なんだね!
手洗い場と設置スペースを計画に入れる
タンクレストイレには手洗いが付いていないため、まずはどこで手を洗うかを決めておきましょう。
トイレ内に手洗い器を設置する場合は、手洗い器を置くスペースも必要です。
子どもや来客が使いやすい場所かどうかも確認し、間取りを決める段階で設計担当者に希望を伝えておくと安心です。
複数社に相見積もりを取り水圧診断を依頼する
業者によって費用や必要な工事が異なるため、複数社から見積もりを取り、水圧も測ってもらいましょう。
見積もりで確認したいポイントは、次の5つです。
・希望する機種を設置できる水圧があるか
・手洗い器を設置できるか
・停電時にどのように水を流すか
・修理費はどのくらいか
・部品はいつまで用意されるか
複数社の見積もりを比べたうえで、焦らずじっくり選ぶことが、業者選びで後悔しないコツです。
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まとめ❘やめたほうがいいかは「あなたの家次第」
タンクレストイレは、自宅の条件に合えば、掃除がしやすく見た目もすっきりします。



選ぶときのポイントを振り返ってみよう!
・水圧に問題がなく、掃除を楽にしたい人に向いている
・修理費や停電・断水時の使い方が気になる人は慎重に選ぶ
・不安なら「タンクレスに見えるタンク式」も候補にする
契約前に、水圧・手洗い場・停電や断水への備えを確認しておきましょう。
「やめたほうがいい」かどうかは、自宅の条件によって変わります。
迷ったときは、一つずつ確認しながら、家族が安心して使えるトイレを選びましょう。
タンクレストイレのよくある質問
Q1:タンクレストイレに替えると固定資産税は上がる?
便器をタンクレストイレに交換しただけで、固定資産税が必ず上がるわけではありません。
ただし、トイレを増設したり間取りを変えたりした場合は、固定資産税に影響することもあります。
心配な場合は、工事を始める前に市区町村へ確認しておきましょう。
Q2:パナソニックのトイレは全部タンクレスって本当?
はい。パナソニックのトイレ「アラウーノ」は、すべてタンクレスタイプです。
アラウーノには、泡で便器内を洗う「激落ちバブル」や、汚れが付きにくい「スゴピカ素材」など、掃除の手間を減らしやすい機能があります。
タンク式を希望する場合は、TOTOやLIXILのトイレを選びましょう。
Q3:古いトイレからの交換だとどのくらい節水になる?
1994年頃までに販売されていた13Lタイプから交換する場合は、節水効果を感じやすいでしょう。
TOTOの試算では、従来の13Lタイプからネオレストへ交換すると、年間の洗浄水量は約75%少なくなる計算です。
ただし、現在のトイレがすでに8L以下の節水タイプなら、交換しても水の使用量はそれほど変わらないでしょう。
どのくらい節水できるか知るためにも、まずは1回の洗浄に使う水量を確認してみてください。









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