ランドリールームで後悔する人の共通点とは?「いらなかった」と言われる理由と失敗しないためのポイントを解説

ランドリールームで後悔する人の共通点とは?「いらなかった」と言われる理由と失敗しないためのポイントを解説

ランドリールームって、つくり方しだいで使いやすさが大きく変わるんだって。

えっ、そうなの?せっかく作るなら、どんなことに気を付けたらいいのか知りたい!

ランドリールームがあれば、洗濯物を持って家の中を移動する手間が減り、毎日の家事がぐっと楽になりそうですよね。

その一方で、「思ったより狭くて使いにくい」「洗濯物がなかなか乾かない」といった声を目にすると、本当に必要なのか不安になる方もいるでしょう。

使いやすい広さや動線・収納・換気方法は、家族の人数や普段の洗濯の仕方によってさまざま!

この記事では、ランドリールームでよくある後悔・失敗例をはじめ、脱衣所と兼用する場合と独立させる場合の違い、失敗を防ぐためのポイントを解説します。

読み終える頃には、ランドリールームが自分たちに必要か、どのような間取りが合うのか判断しやすくなるので、ぜひ最後まで読んでみてください。

目次

ランドリールームは本当にいらない?後悔する人がいる理由

ランドリールームは、洗濯の負担を減らせる便利な空間です。

ただし、すべての家庭に必要とは限りません。

たとえば、乾いた衣類を2階の各部屋にしまう家庭では、ランドリールームを設けても運ぶ手間が残ります。

反対に、室内干しの場所と収納が近ければ、洗う・干す・しまうまでを一か所で進めやすくなるでしょう。

室内物干しと作業台を備えたランドリールーム

そのため、自分たちの洗濯スタイルに合わない間取りでは、ランドリールームを設けても「いらなかった」と感じるケースがあります。

ランドリールームでよくある後悔・失敗例8選

間取り図では使いやすそうに見えても、実際に暮らし始めると、「思っていたより使いづらい」と感じることがあります。

洗濯する時間帯や干し方・衣類をしまう場所によって、使いやすい間取りは家庭ごとに異なるためです。

ここからは、ランドリールームでよくある後悔・失敗例8選を詳しく紹介していきます。

家事導線が悪い

ランドリールームを作れば、洗濯物を運ぶ手間も減るんじゃないの?

ランドリールームがあっても、キッチンや収納・外干しする場所から離れていると、移動が増えてしまいます。

具体例

・料理の合間に洗濯機を使うたび、キッチンとの移動が増える

・乾いた衣類をしまうため、家族分の服を持って2階へ上がる

・外干しのたびに、濡れた洗濯物を庭やベランダまで運ぶ

一つひとつは短い移動でも、毎日続けば家事の負担に…

間取りを決めるときは、「洗う・干す・しまう」までの流れを確認し、なるべく移動が少なくなる配置を考えましょう。

湿気・カビ・生乾き臭が気になる

ランドリールームで室内干しをするときに気をつけたいのが、部屋の湿度です。

洗濯物から出る水分によって湿度が上がり、換気が不十分だと湿った空気がこもります。

そのままでは洗濯物が乾くまでに時間がかかり、生乾き臭が発生しやすくなるほか、壁や収納にカビが生えることもあるため、注意が必要です。

湿気対策には窓だけでなく、換気扇や除湿機、サーキュレーターなどを併用できるようにしておきましょう。

広さが合っていない(狭すぎ・広すぎ)

ランドリールームは、狭すぎても広すぎても使いづらくなります。

必要な広さは、家族の人数や洗濯物の量・置きたい家電や収納によって変わるためです。

広さが合わない場合のデメリットはこちら。

広さデメリット
狭すぎる・洗濯物を干すと通りにくい
・洗濯かごや除湿機を置く余裕がない
・作業台や収納を設けにくい
広すぎる・ほかの居室や収納スペースを圧迫する
・使わないスペースが生まれる(物置化する)
・建築コストが増える

室内干しをした状態でも無理なく通れるか、洗濯かごや除湿機を置いても作業しやすいかなど、実際の使い方をイメージして広さを決めましょう。

作業台・スロップシンクは使わなかった・欲しかった

作業台やスロップシンクは、「ほとんど使わなかった」という声もあれば、「付ければよかった」という声もある設備です。

スロップシンク:深めの流しのこと。上履きや泥汚れのついた服、習字道具などを洗うのにぴったりです。

作業台があると、洗濯物をたたんだり、アイロンをかけたりするときに便利です。

しかし、いつもリビングで洗濯物をたたむ家庭では意外と出番が少なく、洗剤や衣類の一時置き場になってしまうこともあります。

一方スロップシンクは、汚れ物をよく洗う家庭で活躍します。

上履きや泥汚れのついた衣類を洗う場所に困っている場合は、「付けておけばよかった」と感じるかもしれません。

作業台は「どこでたたむか」、スロップシンクは「何を洗うか」で考えると、必要かどうか見えてくるよ!

照明・コンセントが足りない

ランドリールームは、除湿機やアイロンなど、電源が必要な家電を使う機会が多い場所です。

照明が暗かったり、コンセントが足りなかったりすると、毎日の洗濯でストレスを感じやすくなります。

よくある困りごとがこちらです。

足りないもの困ること
照明位置によっては干した洗濯物で手元が暗くなり、汚れやシワを確認しにくい
コンセント除湿機・サーキュレーター・アイロンを同時に使えず、コードを差し替える手間が増える

照明もコンセントも、数だけでなく位置が大切!

照明やコンセントは、作業台や物干し、使う家電の位置に合わせて決めるのがおすすめです。

床材選びの失敗(滑る・冷たい・変色)

ランドリールームでは、水滴や洗剤が床につくことがあります。

見た目だけで床材を決めてしまうと、使い始めてから、掃除のしにくさや足元の冷たさが気になることも…。

よくある失敗がこちら。

1.水に濡れると滑りやすい
床に水滴が残っていると、洗濯かごを持って移動するときに転ぶおそれがあります。

2.冬場に足元が冷える
タイルなどの床材は、冬になると足元の冷たさが気になる場合があります。

3.汚れや変色が目立つ
水や洗剤をそのままにすると、床材によってはシミや変色の原因になります。

毎日使う場所だからこそ、デザインだけで決めず、滑りにくさや手入れのしやすさも確認しましょう。

物干し金具の位置・数が足りない

物干し金具は、実際に使い始めてから「思ったより高くて洗濯物を掛けづらい」「もう1本あれば干し切れたのに」と感じることがあります。

よくある失敗例

・高すぎて手が届きにくい

・低すぎて長い衣類が床についてしまう

・干した洗濯物で通路が狭くなり、通るたびに体に当たる

・本数が足りず、家族分の洗濯物を干しきれない

せっかくランドリールームをつくっても、洗濯物を干しきれなければ、結局リビングや浴室まで運ばなければなりません。

洗濯物を干したときに邪魔にならないか、必要な量を干しきれるかを確認すると、位置と本数を決めやすいよ!

収納が足りない・ファミリークローゼットが遠い

ランドリールームをつくるなら、「洗う・干す」だけでなく、片づけまでスムーズに終わらせたいですよね。

収納や配置が合わないと、次のような問題が生じることがあります。

よくある失敗起こりやすい問題
収納が足りない洗剤や洗濯ネット・ハンガーが棚や作業台にあふれ、洗濯物をたたむ場所が狭くなる
ファミリークローゼットが遠い乾いた衣類を抱えて、毎回別の部屋まで運ぶことになる

収納量やクローゼットの位置を決める前に、ランドリールームに何を置くのか、乾いた衣類をどこにしまうのかを確認しておきましょう。

ランドリールームの収納について詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。

脱衣所と兼用にする?独立させる?後悔しない選び方

ランドリールームをつくるとき、脱衣所と兼用するか、別の部屋として独立させるか迷う方も多いでしょう。

どちらが合うかは、家族が使う時間帯や普段の洗濯の仕方・間取りに使える広さによって変わります。

それぞれのメリット・デメリットを比べながら、自分たちの暮らしに合う形を選びましょう。

ランドリールームだけでなく、家全体の間取りで後悔しやすいポイントも確認しておきたい方は、こちらの記事も参考にしてください。

兼用のメリット・デメリット

脱衣所を兼用にした場合のメリット・デメリットはこちら。

メリットデメリット
・洗濯専用の部屋を別につくらなくて済む
・洗う・干す・畳むまでを一か所で進めやすい
・限られた広さでも取り入れやすい
・家族が入浴中は、洗濯や室内干しをしにくい
・来客時に脱衣スペースや洗濯物が見えやすい
・洗濯用品が集まり、収納が足りなくなりやすい
・朝の時間は混雑しやすい
・入浴時の湿気が影響する

兼用にする前に、家族の入浴時間や来客時の見え方、洗濯用品をしまう場所まで確認しておきましょう。

独立型のメリット・デメリット

「家族がお風呂に入っている間も、気にせず洗濯したい」という家庭には、独立型が向いています。

メリット・デメリットはこちら。

メリットデメリット
・家族の入浴中でも、洗濯や室内干しを進めやすい
 
・来客時に洗濯物や脱衣スペースを見られにくい
 
・洗濯用品や室内干しの場所を一つの部屋にまとめやすい
 
・天気や時間を気にしなくていい
・プライバシーを守れる
・兼用型より広いスペースが必要になる
 
・費用をかけた割に使わなくなってしまう可能性がある
 
・リビングから離れていると、子どもの様子を見ながら作業しにくい

必要な広さを確保したうえで、キッチンや収納から離れすぎない配置を考えよう!

展示場に行くより100-200万安くなる!

ランドリールームで後悔・失敗しないための7つのポイント

せっかくランドリールームをつくるなら、毎日の洗濯が楽になる場所にしたいですよね。

そのためには、広さや設備だけでなく、「洗う・干す・しまう」までの流れをまとめて考えることが大切です。

広さは2〜3畳が目安

ランドリールームの広さは、2〜3畳がひとつの目安です。

ただし同じ広さでも、洗濯物の量や置く設備、作業内容によって使いやすさは変わります。

広さを決める前に確認したいこと。

・一度にどのくらいの洗濯物を干すか

・洗濯機や乾燥機、除湿機をどこに置くか

・洗濯物をたたんだり、アイロンをかけたりするか

・タオルや衣類を収納する場所も設けるか

動線は「洗う→干す→しまう」を一直線または回遊に

ランドリールームを使いやすくするポイントは、「洗う・干す・しまう」までの移動を少なくすることです。

洗濯機と物干し・収納が離れていると、そのたびに洗濯物を持って移動することに…

せっかく専用の部屋をつくっても、これでは少しもったいないですよね。

動線のつくり方は、一直線回遊2つ

それぞれの違いをチェックしてみよう!

動線配置の仕方
一直線洗濯機・物干し・収納を、使う順番に並べる
回遊出入口を2か所設け、収納やほかの部屋へ通り抜けられるようにする

どちらが合うかは、洗濯物をどこで干し、どこにしまうかによって変わります。

普段の洗濯の仕方に合う方を選びましょう。

換気は窓より換気システム+除湿機・エアコン併用

ランドリールームに窓があっても、雨の日は開けにくく、湿気がこもりやすくなります。

そのため窓だけに頼らず、換気システムに加えて、除湿機エアコンも使えるようにしておきましょう。

各設備の特徴と準備しておきたいことはこちらです。

設備特徴準備しておきたいこと
換気システム湿った空気を外へ出し、窓を開けなくても空気を入れ替えられる換気設備の位置や空気の通り道を、設計段階で相談する
除湿機室内の湿度を下げながら、洗濯物の乾燥を助ける

後から取り入れやすい
コンセントと置き場所を確保し、タンクの水を捨てやすいかも確認する
エアコン除湿運転で室内の湿度を下げられる

機種によっては衣類乾燥モードも使える
本体・室外機・コンセントの位置を設計段階で決めておく

ランドリールームの広さや一度に干す洗濯物の量を伝え、必要な設備を住宅会社と決めておきましょう。

設備は「本当に使うか」で厳選(作業台・スロップシンク)

作業台やスロップシンクは、付ければ必ず便利になるわけではありません。

設置には場所も費用もかかるため、本当に使うかを考えて決めましょう。

自分たちに必要な設備か以下でチェックしてみて!

□ 「あれば便利そう」ではなく、使う場面を具体的に決めている

□ 定期的に使う予定がある

□ 今の洗濯で困っていることを解決できる

□ 洗面台や浴室、折りたたみ台などでは代用しにくい

□ 広さや費用に見合うほど使う予定がある

当てはまる項目が少なければ無理に付けず、その分の広さや予算を収納などに使う方法もあります。

コンセントは家電を洗い出してから数を決める

ランドリールームで使う家電は、洗濯機だけではありません。

除湿機やサーキュレーター・アイロンなどもあるため、同時に使う組み合わせまで整理しておくと、必要なコンセントの数が見えてきます。

決める順番はこちら。

  1. ランドリールームで使う家電をすべて書き出す
  2. それぞれの家電をどこで使うか決める
  3. 同時に使う家電がいくつあるか確認する
  4. 今後、乾燥機などの家電を増やす予定があるか考える

使う家電と置き場所を整理してから、必要なコンセントの数と位置を決めましょう。

床材は耐水・防滑・掃除しやすさ重視

ランドリールームの床材は、色や柄だけでなく、水まわりで使いやすいかを確認することが大切です。

確認したいポイントはこちら。

・耐水性:水滴や湿気に強いか

・防滑性:濡れたときに滑りにくいか

・掃除のしやすさ:汚れを拭き取りやすく、溝や目地にたまりにくいか

クッションフロアや水まわり対応のフローリングなど、床材によって特徴は異なります。

リビングや廊下と同じ床材にそろえず、ランドリールームだけ水や汚れに強いものへ変える方法もおすすめです。

乾太くんなど衣類乾燥機の導入も検討する

洗濯物を干す手間を減らしたい家庭には、乾太くんなどの衣類乾燥機も便利です。

乾太くんは、短時間で衣類を乾かせるガス式乾燥機のこと。

梅雨や雨の日でも、天気を気にせず洗濯物をカラッと乾かせるうえ、タオルがふんわり仕上がるのも魅力!

乾燥機にかける分だけ室内干しする量も減るため、物干しスペースに余裕が生まれます。

新築時なら、ガス栓やコンセント・排湿管の位置まで、間取りと一緒に計画できます。

置き方で必要な広さや高さが変わるから、早めに住宅会社へ相談しよう!

ランドリールームがいらない人・あった方がいい人の特徴

ランドリールームがいらない人と、あった方がいい人では、洗濯の仕方や家事動線、間取りで重視したいポイントが異なります。

外干しや乾燥機で洗濯を済ませたい人もいれば、室内干しから衣類の収納までを一か所にまとめたい人もいるでしょう。

ここでは、それぞれに当てはまる特徴を詳しく見ていきます。

いらない人

今あるスペースや設備で、毎日の洗濯を無理なく終えられているなら、ランドリールームがなくても困らないでしょう。

ランドリールームがいらない人の特徴

・外干しが中心で、室内干しをする日は少ない

・雨の日は浴室乾燥機や衣類乾燥機で対応できる

・洗濯物を別の部屋でたたんだり、しまったりしても負担に感じない

・ランドリールームより、リビングや収納の広さを優先したい

あった方がいい人

天候や洗濯する時間を気にせず、決まった場所で洗濯を進めたい人には、ランドリールームがおすすめです。

ランドリールームがあった方がいい人の特徴

・夜や早朝に洗濯することが多い

・雨や花粉、黄砂を気にせず室内干ししたい

・家族の洗濯物が多く、干す場所を確保したい

・リビングや寝室に洗濯物を干したくない

・洗濯にかかわる作業を一か所にまとめたい

まとめ❘ランドリールームで後悔しないコツは暮らしに合った間取りにすること

ランドリールームで後悔しないためには、広さや設備だけで決めず、普段の洗濯方法に合った間取りを考えることが大切です。

間取りを決める前に確認すること

・洗濯する時間帯

・室内干しする洗濯物の量

・「洗う・干す・たたむ・しまう」を行う場所

・必要な収納や設備

ここを整理しておくと、必要以上に広くしたり、使わない設備をつけたりする失敗を防ぎやすくなります。

まずは、いつ・どこで洗濯しているか、家族で話し合ってみよう!

希望がまとまったら、普段の洗濯方法と一緒に住宅会社へ伝え、自分たちに合う間取りを相談してみてください。

展示場に行くより100-200万安くなる!

コメント

コメントする

目次