結婚と同時に住宅を買うのが絶対NGな理由|後悔・財産分与などリアルなリスクを解説

結婚と同時に住宅を買うのが絶対NGな理由|後悔・財産分与などリアルなリスクを解説

同棲してた彼氏と今年中に結婚する予定で、家賃勿体ないから籍入れると同時に家を買おうって話してるんだよね!

たしかに勿体ないけど結婚と同時はリスクもある気がする…

結婚が決まった瞬間、「家賃がもったいない」「二人で新生活を始めるなら家を買ったほうがいいかも」と考える人は少なくありません。

気持ちはすごくよくわかります。でも、ちょっと待ってください。

結婚と同時にいきなりマイホームを買うのは、実はかなりリスクが高い選択です。

この記事では、結婚と同時に住宅を買うのがNGと言われる理由を7つ紹介します。

あわせて、「後悔したリアルな例」や「本当に買うべきタイミング」、「後悔しないための判断基準」も、家づくり初心者でもわかるようにまとめました。

読み終わるころには、「今じゃないかも」「この条件がそろったらにしよう」と、自分たちでちゃんと判断できるようになります。

この記事を読むことで以下のことがわかります

・結婚と同時に住宅を買うのが絶対NGな理由7選
・結婚と同時に住宅を買って後悔したパターン3選
・家・マイホームを買うおすすめのタイミング
・家・マイホームを買う際に後悔しないための判断基準5つ
・どうしても結婚と同時に住宅を買いたい場合のチェックリスト

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目次

結婚と同時に住宅を買うのが絶対NGな理由7選

「賃貸はもったいない」「どうせなら早く買ったほうがいい」

そんなふうに思う気持ち、すごく分かる!

でも実は、結婚と同時の住宅購入には見落としがちな落とし穴がいくつもあります。

まずはその理由を、一つずつ整理していきましょう。

①初期費用が重なって家計がピンチになる

結婚式に新婚旅行、引越し…それに家の頭金まで!?お金がいくらあっても足りない!

結婚する際は、結婚式・披露宴、新婚旅行、引越し費用など、まとまったお金が必要です。

その平均額は式・披露宴だけで約343万円(参考:ゼクシィ)。

そこに住宅購入の初期費用が加わると、さらに数百万円単位の出費が重なります。

住宅購入の初期費用には、頭金(物件価格の10〜20%が目安)に加え、仲介手数料・登記費用・ローン手数料など諸経費が物件価格の約3〜10%かかります。

3,000万円の物件なら、諸経費だけで約90〜300万円です。

結婚と同時に家を買うと、これらの大きな出費が一気に重なります。

気づいたら、あんなに頑張ったはずの貯金がごっそり減っていて、「ちょっとした出費が怖い」そんな状態になることも。

せっかく幸せな時間が始まる結婚生活だからこそ、余裕をもって計画的に家づくりを進めるべきです。

②二人のお金の使い方・価値観の把握ができていない

結婚前に同棲をしていたとしても、相手の毎月の出費やお金の使い方を細かく把握している人は多くはないでしょう。

食費・交際費・趣味・貯蓄ペース、これらの価値観は人それぞれです。

実際に家を建てるために住宅ローンの話になった際、「え、毎月そんなに趣味に使ってたの?それって住宅ローンとの両立、大丈夫?」となる可能性はゼロではありません。

住宅ローンは、毎月数10万円前後の支払いが20〜35年続くもの。

お互いのお金の使い方や価値観が分からないまま契約してしまうと、あとから負担に感じてしまうこともあります。

だからこそまずは、「2人で暮らしたら毎月いくらかかるのか

ここを知ることが何よりも大切です。

③家族構成の変化に対応できない

結婚したばかりの頃は、まだ「2人暮らし」の方が多いでしょう。

でも数年後には、子どもが増えている可能性もあります。

3LDKで買ったけど、気づいたら子どもが3人になってて手狭すぎ…!

こんな後悔も、実はよくある話です。

家は一度買うと、気軽に変えられるものではありません。

だからこそ、家族のかたちがある程度見えてからのほうが、間取りで後悔しにくくなります。

何人になるのか、親との同居の予定はあるのか。

こうした家族の形は、結婚した段階ではまだはっきり見えていないことがほとんどなので、数年ほど暮らして将来を考えた方が確実です。

④転職・育休で住宅ローンが苦しくなるリスク

最近は共働きを前提に、ペアローンや合算収入で住宅ローンを組む人は多いです。

ただ、結婚後は働き方が変わることも珍しくありません。

育休を取ったり、転職したり、どちらかが仕事を辞める可能性もあります。

たとえば、世帯年収800万円で考えていたのに、育休で一時的に400万円まで下がったらどうなるか…

妻が育休に入ったら、ペアローンの返済がキツくなって毎月カツカツに…

毎月の返済が、一気にしんどく感じることもあるでしょう。

だからこそ、「どちらか一人の収入でも払えるか」を必ず確認してください。

結婚直後は、まだ収入や働き方が固まりきっていない時期だからこそ、少し余裕をもった考え方が、あとから自分たちを助けてくれますよ。

⑤簡単に引っ越しができない

賃貸なら転勤や転職、生活の変化があっても、契約を終えればスムーズに引っ越すことができます。

でも持ち家になると、その自由はぐっと減ります。

いざ売ろうとしても、ローンの残りより売値が下回ると、簡単には手放せません

かといって貸し出す場合も、管理の手間や空室の不安があります。

結婚したばかりの時期は、まだ暮らし方が固まりきっていないからこそ、「いざとなれば動ける」という選択肢を残しておくことは大切です。

⑥理想の住まいを想像できずストレスになる

結婚したばかりの頃は、「どんな家に住みたいか」がまだはっきりしていないことが多いです。

間取りや収納、日当たり、周りの環境。

こうした好みは、実際に一緒に暮らしてみて初めて気づくもの。

「リビングはもっと広くしたかった」「静かな場所がよかった」などの後悔も少なくありません。

家は簡単に変えられないからこそ、なんとなくで決めると、日々の小さなストレスにつながっていきます。

2人での生活をしっかり経験してから動くほうが、納得できる家づくりにつながります。

たしかに!焦らずに数年は家族としての生活を知って、将来の変化も考える方が満足いく家づくりができそうだね。

⑦離婚したときの「財産分与」が複雑になる

あまり考えたくないことですが、大切な視点です。

結婚後に買った家は「共有財産」として扱われるため、離婚時には分ける対象になります。

ただ、家は現金のように簡単に半分にできるものではありません

  • どちらが住み続けるのか
  • ローンは誰が払うのか
  • 売ろうとしても売れない場合はどうするのか

こうした問題が重なり、話し合いが長引くケースも少なくありません。

さらに、ローンの残りより売値が低い「オーバーローン」状態だと、身動きが取れなくなることも。

結婚と同時に家を買うことで、こうしたリスクが常にあるということを覚えておきましょう。

「いきなりマイホームで後悔した」実際にあったパターン3選

結婚と同時に住宅を買うのが絶対NGな理由だけだと、少しイメージしにくいかもしれません。

そこでここからは、実際にあった「後悔パターン」を3つ紹介します。

他人の話としてではなく、ぜひご自身に重ねながら読んでみてください。

①片方だけが気に入った家を買ってしまった

建売住宅を見て、旦那さんが気に入り購入。(旦那さんの方が収入が多く、嫌と言えなかった)

もともと気に入っていなかった奥さんは日常で旦那さんに当たってしまうくらい、家が心地よいものではなく、購入したことを後悔している。

建売住宅は注文住宅に比べると費用が抑えられるので、結婚と同時に買う方の選択肢に入ってくると思います。

二人とも外観や内装を気に入って購入したのであれば、問題ないですが片方だけとなると以下のような問題が…

  • 一緒にローンを払うのが嫌になる
    自分が頑張ったお金を気に入っていないものに使うのだから当然です。
  • パートナーが満足そうに暮らしている姿に腹が立つ
    ⇒「本当は嫌だった」「なんで私の意見は通らなかったの?」という気持ちが積み重なる。
  • 離婚や家の買い替えを考え始める
    ⇒相手への怒りが溜まって爆発してしまう、買い替えは収入に余裕がないと厳しいため現実的ではない。

家での暮らしがストレスでパートナーに当たり、夫婦仲が悪くなるのは想像できるね…

②間取りも環境も不便

  • 当初の予定より子どもが増えて、子ども部屋の数が足りなくなる
  • 子どもが生まれてから、「本当はあのエリアがよかったのに…」と感じる

子どもが生まれてから、初めて気づくことも多いです。

子ども部屋の数や広さ…
幼稚園や小学校への距離も重要なんだよね。

そして、このようなズレは、住み始めてからじわじわとストレスになっていきます

家は簡単に変えられないからこそ、あとから気づいてもすぐに対応できないのが現実です。

住む場所は、暮らしやすさに直結します。

だからこそ、今の状況だけでなく、少し先の暮らしまでイメージしておくことが大切です。

③ローンの返済が苦しい

収入は同じくらいだし、これまで平等に折半スタイルだったからペアローンにした。

奥さんは前向きだったけど、旦那さんは日に日にストレスを抱え、夫婦仲も悪くなり…

旦那さんは、若くして住宅ローンで大きい額のお金を借りて返すことにプレッシャーを感じていた。

最初は「これくらいなら大丈夫」と思って住宅ローンを組むかもしれませんが、実際に暮らし始めると、想像以上に負担を感じることがあります。

たとえば、

  • 収入が減る(育休・転職など)
  • 子どもが生まれて出費が増える
  • 物価や光熱費が上がる

こうした変化は、あとから当たり前のように起きます。

そしてそのたびに、毎月の返済額が重くのしかかってきます

最初は2人だけの生活で余裕があっても、子どもにかかるお金が増えたり、物価が上がったりする中で、収入はそのまま。

気づけば、じわじわと生活が圧迫されていくこともあります。

その結果、実際の生活では貯金ができない・旅行や外食を我慢する・ちょっとした出費が怖くなるなど常に不満と不安が隣り合わせに状態に…

住宅ローンは見直せたとしても、日々の暮らしを我慢し続けるのは意外としんどいものです。

だからこそ、“今の収入”だけでなく、“これからの変化”も含めて考えることが大切になります。

家・マイホームを買うタイミングはいつがいい?

NGな理由はわかったけど、じゃあ、いつ買えばいいの?という疑問にお答えします。

「絶対にこのタイミング!」という正解はありませんが、後悔が少ない代表的なタイミングを3つ紹介します。

タイミング① 結婚から2〜3年後、生活が落ち着いてから

二人での生活が落ち着いてきて、毎月の収支が見えてきた頃が、ひとつのスタートラインです。

「毎月どれくらい貯められるのか」「どんな暮らしをしているのか」が分かってくると、無理のないローンも組みやすくなります。

タイミング② 子どもの就学前、エリアが固まってから

子どもの小学校入学前に合わせて購入する人は多く、このタイミングはとても現実的です。

家族のかたちがある程度見えてきて、住みたいエリアも自然と絞られていきます

購入までに数年ある分、頭金をしっかり準備できるのも安心です。

小学校入学前なら周りに友達も作れて、子どもにとっても快適な環境が整えられそうだね!

タイミング③ 頭金が物件価格の10〜20%以上貯まってから

頭金ゼロのフルローンも選べますが、その分金利の負担は大きくなります

いざ売却となったときに、ローンの残りが上回ってしまうリスクも。

できれば物件価格の10〜20%ほどは準備しておくと、家計への負担を抑えやすくなります

家・マイホームを買う際に後悔しないための判断基準5つ

「そろそろ家を買おうかな」と思ったとき、何を基準にすれば後悔が少ないのか悩んでしまう方は多いです。

そこでここでは、購入前に確認しておきたいポイントを5つにまとめました。

① 片方の収入だけでローンを返せるか

何度も言っていますが結婚後に育休や転職、体調の変化などで、一時的にどちらかの収入が減ることは珍しくありません。

だからこそ、「どちらか一人の収入でも払っていけるか」は一度しっかり考えておきたいポイントです。

② 住みたいエリアが二人の中で一致しているか

夫婦の間で住む場所の希望がズレたまま進めてしまうと、あとから「やっぱり違ったかも」と感じやすくなります。

通勤のしやすさや子育て環境など、お互いの優先順位は事前にすり合わせておくと安心です。

優先順位を明確にするために、お互いの希望や理想を紙に書き出してみて!

③ 今後10年の生活の変化を想定できているか

転勤の可能性や子どもの人数、親のことなど、少し先の暮らしもイメージしておきましょう。

「今の2人」だけで決めないことが、後悔を減らすポイントです。

④ 財産分与について二人で話し合えているか

結婚ほやほやなのに離婚の可能性など考えたくないと思いますが、あり得ない話ではないですよね。

家の名義やローンのことは、軽くでも話しておくだけで後々の安心につながります。

万が一に備えて、はっきりさせておくと将来的に揉める時間も減らせるメリットもあるね!

⑤ 購入後の修繕費・管理費を含めた総コストを把握しているか

家を買う際に多くの方が忘れがちなのが、購入後にかかるお金

土地や建物以外に税金や修繕、メンテナンスなど、ローン以外の出費も続きます

長い目で見て、無理のない範囲かどうかをざっくりでも確認しておきましょう。

どうしても結婚と同時に住宅を買いたい場合のチェックリスト

「それでも、やっぱり結婚と同時に買いたい」、そう思う方もいると思います。

私は無理に止めるつもりはありません。

ただ、あとから後悔しないためにも、最低限ここは確認しておいてほしい!というポイントがあります。

購入前の最終チェックとして、ひとつずつ見ていってください。

  • 二人の毎月の収入・支出を正確に把握している
  • 頭金として物件価格の10%以上を準備できている
  • どちらか一方の収入だけで住宅ローンを返済できることを確認した
  • 育休や転職で収入が減っても、ローンを払っていけるかシミュレーションした
  • 財産分与について、二人で話し合った
  • 転勤のない仕事に就いている
  • 将来の家族構成(子どもの人数など)を二人で話し合っている
  • 購入後の維持費(固定資産税・修繕費等)を含めたコストを計算した
  • 入籍前か入籍後かで財産分与の扱いが変わることを理解している

上記をひとつずつ確認できているなら、結婚と同時に住宅を買うリスクはぐっと抑えられます。

逆に、まだ当てはまらないものが多いなら、少しだけ待つという選択も大切です。

住宅は、一生モノの大きな買い物と家族が安心して住める場所だからこそ、タイミングを整えてからでも、遅くはありません。

家を買うタイミングは自分たちの生活と未来を見て決めよう!

家は、人生を豊かにしてくれるものです。

でも同時に、タイミングを間違えると、これからの選択肢を狭めてしまうこともあります。

結婚と同時に家を買うこと自体が、必ずしも悪いわけではありません。

ただ、ここまで見てきたように、財産分与やローンの負担、間取りやエリアの後悔など、見落としがちなリスクがあるのも事実です。

だからこそ、「自分たちの生活に本当に合っているか」「これからの未来に、ちゃんと適応してくれるか」を大切にしてください。

「賃貸はもったいないから」と焦って決めるのではなく、2人の生活が整い、少し先の見通しが持てたタイミングで動くこと。

それが結果的に、後悔しない家づくりにつながります。

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